「動物漫画」シリーズ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊戻る

《一連の動物漫画について》

　・これらは、同人誌「グリングラス」に寄稿したもの。まあ、ウミウシも動物漫画といえば動物漫画だから、珍しくないのかも知れないが…　グリングラスに描いた物は、たった３本ながら、特別な思い入れがあった。それは、「生物学的な本質そのままで、人間同様の心を持って生きる」動物を描きたかった点にある。…というか、いくたは「ミミズだってクラゲだって、人生を悩んでいるかも知れない」という、自分と同じ目線でしか動物を見られないタチなのだ。それは、一般の「動物好き」の大半の方と、相容れない世界観であったと思う。（とゆーか、単にどーぶつが、他の作家と段違いに可愛くなかった…）だから、結果的にいくたは「そのジャンル」から離れざるを得なくなった。…そして、それはそれで正解だったと思う。放っておいたら、いくたは「カエル漫画」「体内の赤血球漫画」（赤血球と血小板の恋物語…）「植物漫画」（人間よりずーっと長い時間のスパンで、植物がドラマする）まで行っちゃっていたであろうから。ちなみに、これらは中学の頃から描きたくて挫折している物語である。(^^)ひょっとしたらそのうちヤルかも知れない。