役割

一応、全編の主人公。

ステータス

伝説の男、中村孝成のいとこであり、孝成が自殺未遂を起こす直前、愛器の「銀サックス」を譲り受けけた事から、慣れない音楽の世界へと足を踏み入れていく。

所属

ブラスバンド部に入部。パートはアルトサックス。

性格

単純。直情径行。音楽よりも格闘サバイバルの方が得意で、悪党や不正を見ると簡単にキレてしまう。好きな物は正義とカレー。嫌いな物は嘘付きと化粧品の臭い。悩みは胸が無い事。

備考

通称「マサ」。もしくは「マサ公」。他にもバカマサコ、あの中村、破壊兵器、等と呼ばれる。家族関係は複雑で、高校二年の時から独立し、アパートに一人暮らし。

役割

マサと同格の副主人公であり、マサのお目付け役、もしくは保護者的存在。物語の語り部でもある。

ステータス

警察官の息子であり、孝成の後輩。マサとは中学からの腐れ縁。この二人は、本気で命の危機を感じさせるドツキ漫才を演じる。

所属

化学部部長でありながら、後にブラスバンド部に所属。パートはユーフォニウム。

性格

面倒見がよく、事件があるとじっとしていられないタチ。おかげであらゆる部門から、便利屋として何かとお呼びが掛かってしまう。お人好しだが、やや癇癪持ちなのが欠点。

備考

愛称は「いちやん」もしくは「いち」。マサに格闘技を教えた元凶でもあり、本気で戦うと手が付けられないくらい強い。　白衣を着ているのは、本人曰く「理系の証明」である。

役割

物語の全ての鍵を握る男。焼身自殺を図るが、中盤から立ち直り、無頼のブラバンメンバーを率いるようになる。全ての謎と伝説の元凶であり、解明者。

ステータス

通称「伝説の男」。天才的なサックス奏者であり、指揮者。羽賀高を改革し、自治制、及び自主裁判制を導入した指導者でもある。

所属

大学生。ジャズ研究会のメンバー。元気な時にはマイナーレーベルやライブで活動していた。

性格

温厚で寡黙。人を惹き付けるカリスマ的な魅力と指導力を持ち、特に指揮においては圧倒的な実力を発揮する。その人徳ゆえに人に慕われ、慕われるがゆえに様々な誤解と迫害にさらされる、受難の人でもある。

備考

「タカナリ」ではなく「コウセイ」である。マサの母のみが子供の頃から「コーちゃん」と呼んでいる。

役割

マサの親友。初盤では見知らぬ同士だが、マサにブラバンに引っ張り込まれた事をきっかけに、やがていちを含め、３人で何かと行動を共にする事になる。ややもすると大ゲンカ状態になるマサといちの間に、無くてはならないクッション役であり、なごみ系少女。

ステータス

除霊師・笹川令子の幼なじみ。「見える」訳ではないが、霊の存在をを敏感に感じ取るため、笹川からは「生体探知機」として重宝がられている。

所属

心霊研究会所属だが、途中からブラバンを掛け持ち。フルートパートのピッコロ担当。もっとも、霊感に比べると、楽器の方はやや苦手。

性格

幼児のような純粋さと素直さを持つが、どこか世間から外れた所のある不思議娘。笑顔が多く、明るい子だが、神経が繊細なため、強い衝撃を受けると心身症状態に陥る。この病は終盤で、彼女をひどく苦しめる事になる。

備考

笹川に言わせると、「人間より座敷ワラシに近い存在」だそうである。幼い時に両親を亡くし、祖父母の家の離れで暮らしている。彼女の一番大事なものはこの祖父母と、家族同然の愛犬のプー。ちなみに雑種だ。

役割

校内きってのトラブルメーカーであり、アウトサイダーの中心的存在。前半ではひたすら状況を引っかき回しているが、中盤以降、羽賀校の謎と陰謀が露呈してくると、その調査と解明の先陣に立つようになる。根本的にはヒマらしい。

ステータス

そのプライバシーは一切不明。自称天才。

所属

クラブであってクラブでない、謎の団体「ナル・クラブ」の総帥。後には何のかんのと理由をつけて、生徒会を支配するようになる。

性格

「口先三寸で世の中を渡る」事を信条としている。役に立たない事に血道を上げ、激昂しながらボケをかまし、冷徹にウケを狙うハタンしきった謎の性格。正反対の、性格の単純な松井敬壱（いち）とは相性が悪い。

備考

一応、メガネを取ると美形らしい。ちなみにいちがメガネを外すのは格闘の前、須田がメガネを外すのはスケコマシの前である。

役割

羽賀校のドン。何者にも支配されない、強烈な個性で校内を席巻する。

ステータス

除霊師・笹川雪乃の一人娘で、若いながらもいっぱしの霊能者である。怪しげなものを除霊した事は数知れず。校内一の危険スポット・“首吊りの木”（ハンギング・ツリー）の封印のため、羽賀校に入ったらしい。

所属

心霊研究会会長。基本的にその世界にしか興味のない女なのだが、“首吊りの木”の謎を探る必要性から、後にはマサや須田などとも共同戦線を組み、校内の謎に立ち向かう。

性格

女傑。独善的で傲岸不遜。人に頭を下げるという事を知らない。しかし、その強力なキャラクターには不思議と人を頼らせる、アネゴ的な一面もある。除霊にはプロ意識を持っており、やるべき仕事は徹底的にやるが、「範囲外」と見切ってしまったものには一切手を貸さない。

備考

初盤では、はづきの保護者的存在である。幼なじみであり、家は御近所同士。

・ブラスバンド部

名前

林孔堂

渡島舞

鍋浜章

小林勝利 

望月君代

役割  

一度は５人にまで激減したブラバンをを再興し、孝成に引き渡す強力な部長。

どんな苦境に立たされようと、強靱な意志と精神力で戦い抜く、ブラバン最強の牽引力。マサから見れば、直属の上司であり、鬼軍曹。 

物語そのものには大きく関わらないが、存在は大きい。最古参で、潰れかけたブラバンの財布のヒモを守り続けた人物。

リンのパートナーとして、常に中心に存在する。ブラバン結束力の底力。

 ドラムを叩く事が生きがいで、苦境もパワーで押し切っていく。

所属・肩書

部長。「最期の５人」の一人。パートはトランペットだが、孝成不在の際は指揮者。そして孝成は大体不在なので、自分の演奏をしてるヒマがない。

副部長。「最期の５人」の一人。パートはクラリネットで、木管のパートリーダー。

ブラバン経理担当。「最期の５人」の一人。パートはホルン。

ブラバン譜面管理担当。「最期の５人」の一人。パートはトロンボーン。

実質的には、マサが「最期の５人」だが、色々事件があったため、彼女が「５人」として認知されている。元軽音楽部で、パートはパーカッション。ドラム命。 

ステータス

父は中国人で、家は中華料理屋「紅梅飯店」。双子の姉、生徒会の林左京がいる。

実は孝成の曲のマニアックなファン。

何かとキレる舞の突っ込みを、さらりとかわせる唯一のボケ役。

物語全般への関わりは薄いが、何が起きても動じない人物の一人。

女性でありながら、ある１シーンを除けば一切スカートを着用しない。「男らしい」性格を持つ、奇妙な女性。

性格

誠実で責任感があり、音楽には真剣。孝成を尊敬しており、逆らう事ができない。その反動か、ブラバン指導の際にはややサドになる。すらりとした二枚目だが、崩れる時は遠慮会釈なく崩れる。

音楽に、やや心酔型の熱狂的な情熱を持つ。その反面、興味のない分野にはシビアで、心霊の類はバカにしており、笹川とは相性が悪い。事件が起きると強さを見せる反面、傷付きやすいナイーブな側面も覗かせる。

女性だが、飄然としたドライさとクールさを持ち、性別を感じさせない不思議な人物。大事件も風のように受け流す。性格はいわゆる「タヌキ」で、見てないようで、ブラバン周囲に起きる出来事は的確に把握している。

 地味で真面目。できれば音楽の事しか考えたくないらしい。演奏に関しては最も真剣。「仲間」を大事にする反面、敵と見なした人物には、ややきつくなり過ぎる感がある。

常に単独行動をとりがちな一匹狼。 絶大な行動力の持ち主。思考型で、何かと悩んでしまうメンバーを置き去りに、何事もどんどん実行していく。力仕事が得意。理屈っぽい人間は最も苦手。

備考

愛称は「リン」。もしくは「悪魔」。姉の「天使の左京」とは好一対。

愛称はそのままで特にないが、影の二つ名は無数。代表は「譜面立ての舞」と「鉄の女」。「鬼の舞姫」と呼ぶ者もある。

愛称は「アキラ」。

愛称は「コバ」。 

愛称は「もーさん」。 

・生徒会

名前

堀田真理 

三宅修司

塔原亮

林左京

田丸彰

役割  

「自主裁判」の裁判長として、抜群の腕前を持つ。ブラバンや心霊会にとっては宿敵の一人。

一見何もしていないようだが、鷹揚で寛容。「ひょっとしたら」大人物かも知れない。

父の理事長から何か言われているらしく、その行動には不可解な点が多い。初盤では、マサたちの宿敵として、ブラバンに多大なダメージを与えるが、天性の推理力で、後半では探偵団の中心となる。

生徒会内部では、唯一ブラバンの味方。

堀田と並ぶ副会長であり、自主裁判では三宅、堀田と共に「判定者」の席に着く。

所属・肩書

羽賀校生徒会副会長。パソコン担当。

羽賀高生徒会長。悲しいかな堀田の影になってパッとしない。

羽賀校生徒会副会長。パソコン担当。クラシック研究会の部長を兼任しながら、後にはブラバンにも参加。パートはチューバ。 

生徒会会計。

生徒会副会長

ステータス

実質的には羽賀の政治的中心者。教師からは絶大な信頼を得ている。

生徒会の世話役と化す。

学園の理事長、塔原誠の一人息子。なぜか小説家志望。

ブラバン部長、林孔堂の双子の姉。マサやブラバンの側に立つ、貴重なオブザーバー。

堀田が厳しすぎ、三宅が甘すぎ、塔原が無関心な生徒会で、ただ一人中庸を保つ人物。

性格

頭が良く、冷徹。幽霊の類は徹底的に否定している。真面目でお堅く、自分にも他人にも厳しい。実は大きな秘密を抱えており、後半では大きく変貌していく。恐れられる反面、羽賀を支える存在。

凡庸を絵に描いたような男。だが、それゆえにアクの強い面々の貴重な仲介役となる。会長でありながら、前に立つよりも人の後ろでフォローをして回るタイプ。口癖は「そーだね　うん」   

「理事長の息子」然とし、上品で物腰が穏やかだが、どこか慇懃無礼な感がある。身長は１５０と小柄ながら、勉強、スポーツ、音楽等全て一級。暗さと素直さの入り交じった、複雑な性格。

水の流れるようなさわやかな人柄で、誰からも好かれる。泣きボクロがチャームポイント。ブラバンを、いつもはらはらしながら見守っていて、時には堀田の八つ当たりのターゲットになる。

大柄で信望のある二枚目。しかし堀田の存在に気圧され、その印象はあまり強くない。

備考

「金剛頭」「鬼の副会長」他、影では無数の呼び名がある。

影では「ダメおやじ」「すっとこ会長」などと呼ばれている。

物語の鍵になる人物の一人。

尊敬を込めて「左京サン」と呼ばれる。リンは家では「サコ」と呼んでいる。

昔はバス部やテニス部で慣らしたらしい。

・その他クラブ部員

名前

竹島千潮

賀川メイコ 

河島浩輝

三輪和子

名島寄子

役割  

初盤では目立たないが、実は物語上、重要な鍵を握っており、物語が進行するにつれ、彼女の存在は大きくなる。

校内新聞「羽賀月報」の大きな駆動力。 物語の初盤から終盤まで、まさしく「新聞記者」という立場で駆け抜ける女。

普段はメイコの陰に隠れて目立たないが、中盤、疑惑追及が主になってくると存在が大きくなる。物語の社会的な側面を支える。

校内調査の実働隊として活躍する。その行動は忍者的である。

校内最大の悪役。本人は「全て学校のため」と信じて疑わない。 生徒会落選後は、「本来自分は生徒会長だった」と思い込み、あらゆる場所に出没、噂を広め、事態を悪化させて回る。

所属・肩書

化学部副部長。いちが不在になってからは部長代理。終盤ではブラバンにも参加、パートはフルート。 

新聞部のライター。部長でも何でもないが、インパクトの強さから、大抵の人間は彼女が部長だと思い込んでいる。

新聞部部長。

心霊会副部長。

英語研究会部長。

ステータス

探偵団発足後は、その天性の推理力が披露される。 影の主軸の一人。

競馬マニアである事は有名で、自分たちの新聞よりは競馬新聞を手にしている事の方が多い。

アブラ性なのを、いつもメイコに責められている。 

笹川の腹心。後半からは校内調査に没頭し、塔原、ちー坊と共に探偵団の主軸となる。 

父は某会社の専務、母はＰＴＡの元会長。それが自慢らしい。 

性格

 小柄で可愛らしく、常に笑顔を浮かべた少女だが、時に、サラッととんでもない毒舌を吐く。推理マニア。控えめだが、不思議なコケットリィを感じさせる。

とにかく印象に残る女。身長が１９０近くある上に、頭の回転が速く、弁が立ち、行動的。性格は、短気すぎてやや破綻ぎみ。

真面目で社会派。特に政治関連の話だと、この人と対等に会話できるのはいちくらいである。新聞部の柱だが、まだ学生なのにおやじ臭いのが難点。

シビアで現実的、実務的。探偵で言えば足で稼ぐタイプ。心霊以外は、神も悪魔も信じないドライな女。

異様な人物。自分の都合以外何も見えない。 人の秘密が大好きで、噂を聞きつけては広めて回り、マサたちを最大のピンチに陥れる。その風貌、言動はどことなく妖怪じみている。

備考

愛称は「ちー坊」。

多くの人間は「メイコ女史」と呼ぶ。

名前ですら呼ばれず、「部長」で済まされている。

首にはいつもチェックのスカーフを巻いている。実は気管支が弱く、体力仕事は苦手らしい。

取り巻きの２人だけが「ヨリちゃん」と呼ぶ。一般的には「チクリの名島」で通っている。

・クラスメート他

名前

西村瞳 

馬飼浩

神奈川英美

佐田庄介

荻野安美

役割  

一時はいちと付き合い、マサと険悪になるが、物語初盤からNalに参加し、結局騒動の初めから終焉まで付き合い続ける、オブザーバーの中心。

物語中最大の被害者。回りの人物が余りにも濃いため、どうしても振り回される。終盤では徐々に、押し殺していた感情を爆発させるようになる。

物語中、最大のトラブルメーカーである名島寄子に圧迫されていた娘。ナルに移籍してからは吹っ切れ、堂々たる天然ボケキャラとして周囲の腰を砕く。

 瞳、シャムと共に、状況から一歩離れた視点に立ち続ける男。悲しいかな被害は主にシャムが被り、彼は飄然とすり抜ける。

 ブラバンの後輩キャラクターの代表格。様々な事件で動揺し、乗り越えていく当事者の一人。ただ、彼女は特にトラブルメーカーであり、人騒がせである。

所属・肩書

３‐Ａの委員長。（副委員長はいち）Nalクラブ部員。

Nalクラブ副部長。 

Nalクラブ所属。英研にも籍を持っている。

Nalクラブ所属だが、中盤以降はブラバンを掛け持ち「させられる」。パートはパーカッション。

ブラバンの２年。パートはテナーサックス。

ステータス

その母親的な態度と、面倒をかけているいきさつから、誰もが今一つ頭の上がらない相手。

人の良さが災いし、須田に最もこき使われるナルの腹心と化す男。

エピソードの主軸を張る時以外は、何かと煮詰る状況をボケて緩和させる、息抜き的存在となる。

佐田工務店の跡取り息子。祖父は元大工の頭領で、本人も大工志望。

「やっちゃん隊」と呼ばれる、２年生の一団のリーダー格。マサの後輩。

性格

アクの強いキャラ群の中 では最も「普通の」女の子。世話好きで、友人の多い明るい少女だが、いざ何かが起きると、意外な度胸と肝っ玉が判明する。

人が好く、内気で繊細な面があり、さして理由がなくてもからかわれてしまうタイプ。高３なのに、ほとんど受験の事を考えていない面々の中では、唯一の良識的判断を示す。

身長は１８０と高く、それに反して性格が大人しいため、何かといじめられてしまう。実は頭はかなり良いのだが、その言動は常にワンテンポずれており、すっとぼけている。過去、とある事件で大きな心の傷を受けた。

素朴な性格。格闘技が好きで、本格的な骨法の使い手であるいちには一目置いている。お付き合いでなんとなく状況に参加させられる。力仕事の多いブラバンでは、男手として大変貴重。

可愛くて剛胆で生意気。いつも、臆病なボーイフレンドの坊屋隆行をズルズルと引きずり、大きな顔で校内をのし歩いている。服の着方はだらしない。女の子なのに、どこか豪傑を感じさせる娘。

備考

愛称はそのまま「瞳」「瞳ちゃん」。

愛称は「シャム」。瞳が好きらしい。

愛称は「カナ」。

庄介庄介と安っぽく呼び捨てにされる。

愛称は「やっちゃん」。一説によると「マサコ２」。

・その他関係者

名前

中村省平

松井敬三

塔原誠

秋山碧

加藤悠里

役割  

物語の、内面的な意味での最大の敵役。様々な事件の元凶の一人。

ひたすら職務に邁進する、叩き上げの刑事。

登場回数は少ないが、羽賀の騒動の根幹的原因である。居なくてもその存在は絶大。        

羽賀出身で、孝成の同級生。孝成の羽賀時代の戦いと苦悩を全部知っている。

孝成を追いつめる人物。

所属・肩書

地方検察庁長官。マサの伯父、孝成の父。

警部。いちの父。

羽賀高理事長であり、塔原財団のトップ。塔原亮の父。

孝成の元恋人。マサとも知り合い。

元女優。省平、塔原誠、そして孝成とも繋がりがある。

ステータス

敵役の主軸。

学園世界と社会をつなぐ要。後半、学園に事件が増えてからは大きく関与してくる。

敵役の主軸。

孝成の味方の一人。

敵役の主軸だが、後に味方に転じる。

性格

仕事柄、ほぼ完全に感情を殺して生きている男。だが、激昂すると家族にだけは当たる事がある。幼いマサに恐怖と、強い警戒心を植え付けた当人。 

滅多に家に帰らず、家族に仕事の話をする事もあまりない、仕事一筋の男。

物腰は穏やかだが、内実は権力と、プライドの維持に凝り固まった男。その影には、羽賀の問題で長年苦労してきた経緯があるらしい。

穏やかで繊細な女性。かつて孝成の支えであったが、やがて離れていく。

売れなくなってから民衆党の広告塔となり、裏駆け引きの泥を被ってきた女。影の事実を握っているためか、その影響力は大きく、態度は自信に満ちている。

備考

「鬼の中村」と呼ばれた凄腕の検事。

古武術に明るく、幼い頃いちを鍛えた。

初めと終盤で、大きく変化する人物の一人。