貧民通信                   *戻る


 

 ・初版…1984年

 ・出版元…トクマオリオン

 ・掲載誌…まんがバンバン(廃刊)

 ・単行本企画…トクマコミックス BanBanシリーズ

1億総中流生活の妄想に捕らわれていた80年代、日本に警鐘を鳴らし『貧乏はSF』だとまで言わしめた、衝撃のデビュー作。  そしてSFは未来に重なっていく…。

   《注目》

    茜杳様製作・キャベツの行進アニメです!(^^)↓

   

キャラクター

柊あろえ

あや

アキ

とらぬたぬき

ちーちゃん

・主人公。ビンボーな漫画家志望者。とある下宿で、生命維持度ゼロの限界の生活に挑んでいる。

・不幸にしてあろえの友人。ブティック勤務。時々エサをやりに来ては災難に見舞われる。

・下宿の先輩。あろえより幾分かリッチ。オニの冷徹さで、あろえの下宿生活をしごく。

・あろえと同居している変な生物。大抵SF系の本を読んでいる。時々漏らす発言は辛辣でシニカル。

・下宿の大家さんの娘。常にあろえに妙な知識を吹き込まれている、将来の心配な少女。

 

 

 

・009について。

何故か今でも、このネタが頭に焼き付いて「キャベツは芯まで食わねばならぬのではないか」という強迫観念にさらされている人が結構いるらしい。すいません、食わなくていいから残して下さいね。これは雑誌掲載時は2色カラーであった。単行本化する際、それでなくても印刷が○○な上に色を飛ばし過ぎ、真っ白で見づらかったこと。ちなみに白状しますが、(というか4コマ目の下にちゃんと描いたんだけど)原点はヒカシューのアルバム「夏」に収められている、「スイカの行進」という曲である。もちろんスイカに芯は無いので、「芯まで」の部分はいくたのオリジナル被害妄想。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・その他備考

ちゃんと「実録ではありません」と断っておいたのだが、後々これらのネタを「ほぼ事実」と思われ、「ツメエリを襲った」とか「念動力でウナギ屋一軒潰した」とか、あらぬ誤解を受けた。(いまだに誤解されているかも知れない)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   単行本未収録分について。

 ・収録されてないのは、連載6回分、計18Pです。ネタ本数にして30本。…見たい?(^^)