・いくた、最初で最後の「女性誌掲載マンガ」だ。（他に、女性誌に「記事」は書いた事があるようなのだが… 本人も忘れている） 雑誌名は完全忘却。かろうじて「講談社らしい」という事が判るのみ。…まだデビュー間もない頃だったと思う。だから、海の者とも山の者ともつかないので、編集氏も油断していたのだろう。描かせた結果はこーだった。そして… もう女性誌からの仕事は来なかった。（ちゃんと恋愛物にしたのにぃ…）
・作中の「博文さん」は、もちろん伊藤博文。彼がお札の中にいる頃の話である。この作品はかろうじて刷り出しが残るのみで、その刷り出しもあと一歩で分解して粉になる寸前、であった。データを復刻しない限り、この世から消滅する運命だった。だから復刻した。それ以外に他意はないぞ。
